金曜日, 11月 06, 2009

IT偽装派遣・偽装請負 営業マニュアル: 営業のすすめかた

http://iteigyotaro.seesaa.net/category/6838647-1.html

ということで、おもしろそうなブログみつけました。
そうなんですよね。疑問に思っちゃいけません、知らぬ存ぜぬっていうより?マークが付くなら辞めろ。そんだけの話しなので。だけど、ちとはましなブローカー、正しくはブローカーじゃなくて正義の受託開発営業ができるとこあると思ってましたが、そういった正しい会社は感覚的に5%くらいですかね、このご時世、常に案件もっている優秀な営業とマネージメント力があるなぁと感じる会社。ほか95%は案件で流すのではなくて、やっぱしアサインできる面子がほしいだけな営業やってて、エンジニアを商品としてみている奴ら。
そういう意味でも、SES(システムエンジニアリングサービス)契約ってやつがやばい。正しく理解せずに使われているから、上記したような営業努力上の暗黙知であればまだしも、こりゃ法的にやばいことに、知らず知らずのうちに手を染める事になってる。

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20060417/235451/

上記、北岡先生のITPro記事。とても参考になります。
解決策が2重以上はしない、派遣と委託の組み合わせにする、JV立ち上げるといったテクニックが紹介されています。まぁ、アプリ開発の案件だと1Q程度の短期案件が多いので、かつ即日採用といったスピード感も必要だし無理でしょう。事実上、エンドの言うこと直接聞いて気が利くSEを、どこの骨か知らなくても勤態と身なりで問題なければいいってな感じで面接するので。請負の面接も禁止ですけどね。

ということで、アプリ開発の現場もインフラ系の現場も、商流に関しては矛盾だらけなわけで。まぁ、きれいごとを言ってもしょうがないのですが、誰もがwin-winな関係になるのはグレーな現状が確かに望ましい。指示命令系統が委託と派遣の区別だという定義なんだから、そうなっても仕方ないと思う。しかも末端は個人事業主であればなおさら、雇用関係がないから法律上の保護も社会保険制度についても自営業者となり国の制度を利用する自己責任、税金面で若干控除きくけど帳簿つけて確定申告する手間があるしメリットは相殺され、いいように雇用といった保護がないため使われやすくなるし、一番大きい問題は決して対等になれない圧倒的な買い手市場ってこと。
そう考えるとだよ、カッコよくきこえるフリーエンジニアとか個人事業っていうのも、弁護士先生やお医者さん、または商売やっている自営業はもちろん自立できて成り立つからあり得るけど、システム開発とか情報通信産業においては、個人でなんか出来るわけでもないケースが圧倒的におおいし(パソコン教室とかは別っていう意味で)、なんらかの武器を身につけて、さらに知識を得てうまく世渡りできないとずっとつらいジレンマに陥る感じだすヨ。

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