金曜日, 10月 01, 2010

Softwareなルーターが救う未来

CPUの性能向上と仮想化のテクノロジーがシナジー利かせてきたという実感が、いろんなところで目に見えてきている。もちろんプロバイダ/サービス事業者にとってコスト安につながり、エンドユーザへの料金的なメリットがそろそろでてきて、いろんなサービスが立ち上がっても来ている。

従来、NW・トランジットの価格が高価だったのは、設備投資というインフラの重いコスト構造に問題があって、相当ユーザからストック型で料金徴収してこそ成り立つモデルだった。

設備自体はハードウェアな”モノ”が重く、工事作業や地権者への使用料などの費用もあるが、”モノ”にかかる重さは非常なものだったが、昨今は”モノ”自体が特殊なものから汎用的、または標準的なものにデファクト化され、参入障壁も下がりサプライヤも増え比較的軽くなったようにみうけられ、前期した仮想化はまさに、象徴的なものだとおもう。

そんななか、L3-L7スイッチ/ルーターについては、実は対してイノベーションが起こってなかった気がする。枯れた技術といわれながら実はCISCOな世の中な感じなのだが、最近VyattaなどSoftWareなRoutingについて注目されつつある。

考えてみれば、TCP/IP で終端またはコアとなるルーターに、物理サーバーや端末がぶら下がって、セグメント割りをしていたネットワーク設計は、サーバーの仮想化(物理NICがG化し、数は減少)端末のWifi化(APで終端)になれば、ルーターのPort数がいらないから台数も減るし、10GでかつIPv6であれば、そんなに毛細血管を広げる必要もない。また、CUP性能の向上でいわゆるASICとして実装する意味も薄れ、なんならオール光処理化してしまえば電力もいらない。

Plig-and-Play という機能・用語が、デバイスを共通のI/Fを使いSoftwareで制御するようになってWindows OSで一般化したように、Networking/Routing も Software で全て制御されればCISCOじゃない未来に・・なるのかもしれない。



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