金曜日, 12月 12, 2008

ドル88円台になりまして。

もう年末なのに、そうは簡単に終われない世の中になってきてしまいまして。


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ドルが88円台をつけてしまって、いわゆるアメリカの自動車産業中核となるビッグ3の救済法案が上院で否決。GMは破産手続きをすべく動き出したとのうわさもでていてドルの下値がみえない状況になってしまってるし。
最も振れ幅がでかくなってしまったのが、アジア株と呼ばれる香港・シンガポール・バンコク・ソウル・台湾など。

日の上院での判断は、可決されるだろうといった見通しもあったと思われ、マインド的には明るい感じもあったが一気に下降しただけに重い展開になってしまっ
た。ビッグ3に直接的、一部間接的にアメリカ国内だけの雇用300万人といわれているが、この影響はそれ以上に大きい。各国の多数の企業経営状況が悪化へ
転じることはだれの目にも明らかで、世界規模でいえば数千万人規模の雇用情勢が危うく、日本国内情勢だけで良くなる手立てを考えている場合ではない。(と
はいえ、円買い傾向があるのでドメスティックな発想でもよいのかもしれないが)年末にかけて情勢が一挙に変わり、そしてたった1つの希望は、来年のオバマ
政権発足だけになって、もしそれが期待外れなことでもおこったら、これはもう・・・。麻生さんくらいのことでなやむ日本は幸せなのかもしれない。

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