土曜日, 8月 06, 2011

チャタテ虫

暑くなる今の季節、本やノートを湿気の多い部屋でひらくとちっちゃな、ダニみたいなやつが、ちょろちょろしている。
どうやら、ダニだとずっとおもっていたが、こやつは昆虫(害虫)らしい。自分がよく発見するこやつのだいたいは「チャタテ虫」といわれるやつで、紙魚(シミ)というやつもいるらしい。

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この虫は主として食品や紙類の害虫として世界中に分布している昆虫です。
本やアルバムの間、引き出しを開けた時、或いはソーメン、カツオブシ等を取り出した時等によく見る虫ですが、一般的には戸外の乾草木、樹皮上、葉上、石面、地表など野外に生活し、蘚苔類、カビ又は、腐敗有機物を食べています。
屋内にも生息し、国内の屋内で多いものは、ヒラタチャタテ、カツオブシチャタテで、家具、抽出書籍、ダンボール等の紙類、皮革製品、菓子、麺類、穀類、チーズ、鰹節、干魚、その他貯蔵食品の他色々なものに多く、それらのカビや菌類を食べて生活しています。
噛虫目の昆虫で成虫は1mm~1.5mm位、淡黄褐色で、人体を噛む等の直接影響を与えることはありません。

屋内害虫として発生或いは侵入経路については、この虫が住宅の新旧に拘らず生息し、雑食性であり屋内の至る所に原因となる可能性があります。
光を嫌い、畳下の床板の上、引出し等の中、紙類の間、押入れ等に生活し、夜は比較的表面に出て活動しますが、ベランダ等に植木が置かれ、そのものが湿気を持つと、そこに多く見られることがあります。

梅雨から夏にかけて大発生することが多く、要は湿度がこの虫の発生に大きな原因となります。
特に最近の住宅はコンクリート造りで、アルミサッシュ等住宅空間に非常に気密性が高く、又ひとつのフロアーに炊事場、風呂場等が居室とともに存在しており、状況によっては非常に虫の発生条件に適した環境になります。
この虫は、畳(食品にも)に発生するケナガコナダニに間違われることがありますが、条件的に発生する環境は似ていても、ダニでなく昆虫です。*

カビを食べるらしいし人体に影響もないらしい。
でもやっぱアレだし、、虫干しとはよくいったもので、まさに「虫干し」をしなちゃと思った。


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