月曜日, 8月 22, 2011

お台場フジテレビ韓流ゴリ押し反対デモ

なにやら面白いことがおきそうな気配。
韓流ごり押しとか言われても、自分自身は全く見ないので(興味もあまりないので)どうなのかよくわからんけど、面白い方向になるそうだなと。
それは、なにやらネトウヨなる言葉や、ネットが悪いだの、いやいや日本のマスコミが旧態依然だのと揶揄される現象に発展してきているサマに面白さを感じるわけで。



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いろいろ見ていくと、事情が複雑。

まず、作家・深水黎一郎氏の >> 「ノーモア韓流」でなく、「ノーモア偏向放送」にすべきではないか、と提案している。という点について、確かに、デモのきっかけは、俳優の高岡蒼甫(29)が、韓流ドラマを多く放送するフジテレビを批判し事務所を退社したことを受けたものだろうしデモ参加者もそのつもりだろう。

だけど、深水さんのいうとおりで公共の電波を使うテレビ局は偏りがあってはならんわけで、報道の自由にいたる前提として電波法なり放送法なりで偏向番組については厳しく規制されるはず。しかし、なにをもって偏向だといえるのか非常に難しい。

NHKで過去に同様な偏向番組として、戦時中、諸外国の様子をドキュメンタリで作成した番組などについて指摘があったが、それは一方的な日本という見方からした偏向、ナショナリズムだという感じだったわけで、今回の対象のように、ドラマや音楽、アイドルに対してナショナリズムといった体はあてはまるのかさえよくわからない。

次に、木走正水氏の「ネット上のフジテレビ批判をマスメディアがまったく報道できない理由」について。この記事をよむと旧態依然のマスコミについての批判に受け取られるけど、やっぱり一方でネットの市民権論が述べられている。前者のほうは、記載のとおりだと思うし、これを変える理由も意味も今となってはなくなったとさえ感じる。日本人の性格というか国民性に今まであったテレビ文化をつくった仕組みなのだし、その役割は、そろそろ変わるではなく終わるべきなので、後者のネットについてが重要なポイントになると思う。

んで、そのネットについては、サイレントマジョリティだったテレビの視聴者やラジオの聞き手が、つながりをもつきっかけ、または手段としてネットをつかうことで成り立ちはじめ、かならずしも良い方向に向かわず残念ながら、過激なマイノリティ集団を生み出したりしていることは世界的にみても明らかだと思う。

構図として、単純にテレビなどのマスコミVSネット(をきっかけとしたマイノリティ集団)としてしまえばわかりやすいかもしれないけど、はたしてそうなのか・・。

つまり、事実はどうであれフジテレビは悪いのか(何に対して?)、デモをすることは悪いのか(何に対して?)といった、相手がよくわからない抗議と、それを報道できないテレビという旧態依然のメディアのジレンマが、まったく噛み合うこともなく終わるもの癪だけど、今後なにかは起こりそうな予感なわけで。







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