木曜日, 4月 28, 2011

PSNと東京電力という、インフラ産業

> 2011年4月21日よりPlayStationRNetworkおよびQriocity?の障害が継続しており、お客様および関係各位に多大なるご迷惑をおかけしておりますことを深くお詫び申しあげます。

4/21からずっと、障害だというアナウンスで停止していたPSNだが、不正アクセスがあったというニュースが流れサイト上にも説明が掲載された。 http://cdn.jp.playstation.com/msg/sp_20110427_psn.html


さて、この問題についてどうみればいいのか。

よくあること・・情報漏えい・・と言って済ませられるのか。各ゲーム機器がネットワーク化され、プラットフォームとしての機能とコンテンツ流通基盤として、ダウンロード課金という仕組みがここ数年でWiiとPSNによってビジネスモデルとしても成立したとみられていた。

もちろん、iTunesやamazonなどもそうだが、家庭用ゲームというジャンルでいえばPSNは7千万ユーザをかかえる巨大なネットワークになっているわけで、ユーザ個人の個人情報やカード情報などの悪用も懸念されるが、さらにゲームタイトルのベンダーにとってはそれこそ死活問題になっている。

インフラ産業とは従来、下部構造でありそのうえで何かが起こることを支える重要な基盤でなければならない。それだけに脆弱であってはならない。

もちろん万全な未然防止策をうっておくことも大事だし、万が一その未然防止策で図った想定を超えることが起こった場合の対応として、「想定外」や「外部要因」といった言葉をつかわず、逃げずに真摯な対応をすること。 それがPSNにも東電にもどうやら当てはまるように思う。



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