月曜日, 1月 06, 2014

プロトン現象が発生のようなので記事アップ(プロトン現象と地震の関係って?)

下記の通りで プロトン粒子フラックスの上昇が引き続き観測されているようなのであげておきます。

【臨時 NICT 宇宙天気に関する臨時情報(2014年01月06日 18時50分 (JST))】
宇宙天気に関する臨時情報です。
担当: 田中
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GOES衛星の観測によると、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは6日8時30分(UT)頃から上昇をはじめ、9時15分(UT)にプロトン現象が発生し、現在も継続中です。
6日9時25分(UT)現在、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは約12PFUに、50MeV以上のプロトン粒子フラックスは約8PFUに、100MeV以上のプロトン粒子フラックスは約3PFUに上昇しています。
この現象は、太陽面の裏側へ回り込んだ活動領域1936付近で、6日8時(UT)頃に発生したフレアに伴い、発生したものと推測されます。




 

1 件のコメント:

gakineko さんのコメント...



臨時情報

【臨時 NICT 宇宙天気に関する臨時情報(2014年01月08日 10時40分 (JST))】

宇宙天気に関する臨時情報です。
担当: 川原
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【太陽フレア】
7日18時4分(UT)に活動領域1943(S15W11)において、X1.2/2Nフレア(18時32分(UT)に最大、18時58分(UT)に終了)が発生しました。
また、SOHO探査機の太陽コロナ画像(LASCO)とSTEREO探査機の太陽コロナ画像(COR)によると、このフレアに伴い、コロナガスが広範囲に放出されるPartial-Halo型のCME(コロナ質量放出)が発生した模様です。

【プロトン現象】
6日18時50分(JST)の臨時情報でお伝えしたプロトン現象の追加情報です。
GOES衛星の観測によると、6日9時15分(UT)に発生したプロトン現象について、プロトン粒子フラックスは6日18時5分(UT)に約41PFUに達した後は、減少傾向にありました。
その後、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは、7日20時(UT)頃から再び上昇をはじめ、7日22時35分(UT)に100PFUを超えました。
8日0時0分(UT)現在、静止軌道の10MeV以上のプロトン粒子フラックスは約214PFUに、50MeV以上のプロトン粒子フラックスは約32PFUに、100MeV以上のプロトン粒子フラックスは約3PFUに上昇しています。
このプロトン粒子フラックスの再上昇は、活動領域1943で、7日18時4分(UT)に発生したX1.2/2Nフレアに伴うものと推測されます。