土曜日, 9月 06, 2014

サリチル酸

サリチル酸(サリチルさん、salicylic acid)は、ベンゼン環カルボキシル基ヒドロキシル基を併せ持つ物質で、示性式は C6H4(OH)COOH、CAS登録番号は 69-72-7。無色の針状結晶である。隣接するヒドロキシル基の影響でカルボン酸としては比較的強い (pKa = 2.97) である。そのまま飲むと胃穿孔を起こし腹膜炎の原因となる。酸性を弱め胃を通過できるようにしたものがアセチルサリチル酸(アスピリン)である。


化学式 C7H6O3
1763年、イギリスの司祭エドマンド・ストーンが柳の
解熱作用を再発見。
その後、1830年にフランスの薬剤師アンリ・ルルー (Henri Leroux) と
イタリアの科学者ラファエレ・ピリア (Raffaele Piria) が解熱成分(サリチル酸の配糖体)を分離してサリシン(ラテン語: salix 「柳」から)と命名。

その後ピリアはサリシンを分解して新物質を発見、サリチル酸と命名した。




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