このニュース、報道しているほうのリテラシというか無恥さというか情けなさというか、いろんな意味で残念。
手法としてトロイの木馬だということで、日々大量にメールがおくられている現状が問題であって、受け取ったパソコンが衆議院の関係者だったということ。で、それがサイバー攻撃かっていうとどうなのっていうあまのじゃくな意見になるわけです。
詳しくはわからないけど、トロイの木馬型ウィルスの動きとしてパスワード窃盗とバックドア、踏み台MTAになるものがおおいけど、マカフィーいれとくだけでほとんど検知できる(未知を除き)。
なので、起こった事象がどうの、やれサイバー攻撃だっていう騒ぎ方に問題があって、インターネットをつかっていることで起こるその危険性や、こんなにトロイの木馬といわれる添付のついかウィルスメールが流れているという現状認識をしっかり伝えてほしいし、攻撃されたっていう話ではなく、無恥で対策もしていないということに警鐘をならすような報道にしてほしい。
インターネット性善説の時代に合った「攻撃者が悪い」といった前提ではなく、攻撃されるほうが悪いといった性悪説になってしまったことを、再認識した出来事。